Citrix XenServerが、最も利用されているハイパーバイザーで2位をゲット

このブログは下記の米国のInformationweekのニュースのサマリを翻訳したものです。詳細は下記のリンクより参照いただければと思います。

http://www.informationweek.com/blog/software/231002329


10の企業のうち9の企業は、いずれかの仮想化技術をつかっていて、平均1ホストあたり6VMを運用しています。

Citrix XenServerは、最も使われてるハイパーバイザーとして、2番目のハイパーバイザーというアンケート結果になっています。

<これは、Veeam(VMWare向けのバックアップソリューション等を提供しているベンダー)がスポンサーになって行われたたアンケートのようですので、VMWareよりのレポートにはなっていると思われますが、VeeamはHyper-Vにも対応しようとしているらしいので、それほど色はついてないと思われます。>


データセンターでは全てのサーバーが仮想化される事はありません。データーベースサーバ、トランザクションシステム、レガシーシステムは仮想化の対象ではありません。しかし、最近のアンケート結果 (n=554)では、92%の企業がいずれかの仮想化技術を使っていて、平均で39%のサーバーを仮想化しているらしいです。

<ということは、残り6割のサーバーはまだ仮想化されていないということですね。>


平均で1ホストあたり6VMという数は、最大稼働VM数よりかなり低い値ですが、実際の運用においては、いかにCPUやメモリの使用率にまだ余力があるとしても、ネットワークやディスクへのIO回りでボトルネックになる可能性があるので、最大数までテストしたくないようです。


数々の仮想化を導入してきた人々(Accentureやマネージドホスティング事業者)に話を聞いてみると、20から30の仮想マシンを最新のインテルマルチコアサーバーでは運用できるということですが、彼らの多くのは、あまりハイエンドのx86サーバーに移行する事はしないようです。彼らは、いつも通りの2-way、4-wayモデルで導入したいようです。


<中略>


このアンケート結果では、1つ驚く結果がありました。それは複数のハイパーバイザーの利用についてです。


利用されているハイパーバイザー
<ほとんどのユーザーが複数のハイパーバイザーを選択しているはずです>


最も利用されているハイパーバイザー
<1ユーザーにつき1ハイパーバイザーを選択することになるはずですね>


<ここで翻訳に力尽きましたw>


詳細はこちらを参照ください。
http://www.informationweek.com/blog/software/231002329


感想ですが、このアンケートは主にデータセンター事業者に行われたものかもしれないですね。SMB対象とか、エンタープライズ対象に、ターゲットをかえてあげれば異なる結果がでるかもしれません。ただ、クラウド時代において、データセンター事業者のインフラで、ここまでXenServerの利用率があがってきたのは、非常にうれしい事です。


日本でもこういった傾向に向かっていると思います。

TechTargetジャパンで行われたアンケート(おそらくターゲットはTechTargetのユーザーなので前述のデータセンター事業者に行われたと思われるアンケートのターゲットとはちがいます)でも、同じような傾向にあります。
このアンケートではさらに、「今後利用したいハイパーバイザーという」項目もあり、XenServerはかなり頑張っています。是非、下記よりPDFをダウンロードして参照いただければと思います。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1103/01/news05.html


XenServerに関する情報はこちらからゲットできます。
XenServer ダウンロード
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